太った身体の弊害は大きい



糖尿病の予防と改善のためには肥満を解消することが先決です。
内臓脂肪、中性脂肪、皮下脂肪といったものが多いと、
糖尿病のリスクが高くなるだけではなく、
動脈硬化や高血圧といった、糖尿病に多い合併症を引き起こしてしまうからです。
体重が重いと、それだけ心臓にも負担がかかります。



心臓の働きが過剰となり、普通よりも心臓が疲れてしまい、
心筋梗塞の発作が突然やってくることもあります。
足腰への負担も大きなものです。
重い体重を支える膝や腰が弱ってくるスピードが速くなり、
ヘルニアや関節痛を招きます。
脂肪を燃焼する代謝も悪いために、
糖尿病を招く冷え性や免疫力の低下も起きてきます。



糖尿病のリスクを高めるものの代表にはタバコがありますが、
タバコと同じくらい危険なものが肥満なのです。
肥満の大きな原因としては、交通機関の発達によって、
歩く機会が減ったことや、
洋食を食べる機会が増えたことなどがあります。
健康を維持するためには、肥満にならないことが大切です。
太ってから体重を落とすことは大変難しいものですから、
標準体重を維持するよう心がけましょう。


<糖尿病予防のための食事の摂取法 糖尿病対策のダイエットを始める前に>

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