糖尿病に関係するインスリンの働きとは?



糖尿病になるかどうかは、インスリンの働きが大きく関係しています。
インスリンは、ブドウ糖が脂肪や筋肉組織に利用される際に
必要となるホルモンで、インスリンの働きが不十分なときには、
ブドウ糖が上手に活動することができません。
インスリンは膵臓から分泌されているホルモンで、
脂肪の合成や分解、糖新生の抑制、炭水化物の調整
といった働きをしています。



糖尿病の症状がひどいときには、
インスリンを補う治療が必要となります。
インスリンを注入し、高すぎる血糖値を下げていきます。
インスリン注射は糖尿病の患者自身がすることになり、
事前にしっかりと医師による指導がなされることが
前提となっています。



入院による指導が望ましいとされていますが、
外来において注入指導がされる場合もあります。
糖尿病の治療をしている人は、まれに低血糖が起きてしまうことがあり、
患者が自分で対応しなければならないことに注意が必要です。
自分でインスリンを注入する人は、
特に低血糖が起きたときに対応できないといけません。


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