若年層で発症する1型糖尿病とは?



糖尿病には種類があり、一般的には
1型糖尿病と2型糖尿病とに分けることができます。
1型糖尿病というのは、自己免疫反応によって、
インスリンを分泌する臓器、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞が
破壊されてしまうことによって発症するタイプの糖尿病です。



生活習慣が原因というわけではなく、
若い人に多く見られるタイプの糖尿病となります。
自己免疫反応がないままに1型糖尿病を発病することもあり、
発病の原因が特定されていません。
8歳頃から18歳までに発病する人が多く、
1型糖尿病になると治療にインスリン注射が欠かせなくなります。



1型糖尿病は、インスリンの分泌がまったくないか、
恐ろしく減少してしまうタイプの糖尿病となるからです。
1型は2型以上に合併症が怖い糖尿病となりますから、
合併症予防のための治療を進めていくことになります。
糖尿病といっても、1型と2型では治療の種類や効果、
糖尿病になった原因が異なるために、その性質を異にします。


<糖尿病の判断基準は? 多いタイプの糖尿病は何型?>

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