人工透析ってどんな治療なの?



人工透析が必要になるとき、というのは腎臓に障害が出たときです。
慢性腎不全になると、腎臓が正常に機能しない状態となり、
腎臓に変わって人工的に取りおこなう必要が出てきます。
慢性腎不全はもっとも多い腎臓病で、症状は人によって差があります。



血液透析と腹膜透析のふたつの透析があり、
通院回数はそれぞれ血液透析が週に3回から、
腹膜透析は月に1回からとなっています。
症状がひどい人は透析の回数が増えますから、仕事にも生活にも支障が出ます。
旅行に行くこともできなくなってしまうのです。
治療費もかなり高額で、患者の精神的負担と金銭的負担は
かなり大きなものとなってしまいます。



人工透析を受けている人の原因のトップが、
糖尿病腎症とのデータがあります。
糖尿病による合併症は、
10年から15年程度かかって症状が出てくることが多く、
気がついたときにはかなり症状が進行している状態です。
合併症が起こりうるということを認識し、
「自分は大丈夫」という考えを捨てるようにしましょう。


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