糖尿病の治療で使われる薬の特徴



糖尿病の治療で使われる薬は内服薬もしくはインスリンです。
内服薬は糖尿病の症状によって使い分けられており、それぞれ、
効果や服用時間が異なります。
薬にはビグアナイド薬、α-グルコシダーゼ阻害薬、
インスリン抵抗性改善薬、即効型インスリン分泌促進薬、
スルホニル尿毒薬の5つの種類があります。



ビグアナイド薬はブドウ糖の働きを良くするために、
インスリンの働きを改善するための治療薬で、
食後に服用する薬です。
α-グルコシダーゼ阻害薬は
食後血糖値が上昇するのを抑えるための薬で、食前に飲みます。
インスリン抵抗性改善薬は血中の中性脂肪を減らし、
インスリンとブドウ糖の働きを活発にさせる効果の高い薬です。



即効型インスリン分泌促進薬は
糖尿病の症状が比較的軽い場合に用いられている薬で、
インスリンの働きを促す効果のある薬となっています。
食事の前に飲む薬で、持続時間が短いことが特徴です。
スルホニル尿毒薬は糖尿病の治療薬としては
もっとも一般的な治療薬となっているものですが、
除々に薬の効き目がなくなってくる場合があることに
注意が必要となります。


<糖尿病治療の基本とは? 重度の糖尿病の治療法>

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