糖尿病と低血糖の関係



血液中のブドウ糖量が多いと高血糖ですが、
これとは逆にブドウ糖量が減ってしまった状態が低血糖です。
ブドウ糖の量が少なくなると、
身体はそれに対応する仕組みになっていますが、
50mg/dlを下回ると、手足に震えが出たり、
めまいや動悸、冷や汗といった症状が出てきます。



さらに血糖値が低くなると昏睡状態となり、
これは血糖値が30 mg/dlを下回ったときに現れます。
糖尿病の治療をしている人は、
インスリンを投与することで低血糖になる場合がありますから、
対処する方法を知っておくことが重要です。
体調によっては、糖尿病治療で適切なインスリンを投与しても
低血糖が起きますから、気をつけるようにしましょう。



原因としてはインスリンを投与したときのほか、
空腹状態のときに運動をしたり、運動量が多いとき、
食事の時間や食事の量によっても低血糖が起きます。
低血糖を起こしたときには、食事をするか、
糖分を摂取するようにします。
アメやジュースなどを摂取するとしのげますが、
もっとも吸収が速いのは「ブドウ糖」です。
糖尿病の治療薬をもらっている人なら、
薬局でブドウ糖をもらえますから、いつも携帯しておくようにしましょう。


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